コロナ禍に明け暮れた今年も、はや朝晩は涼しく感じる日も出てきた9月24日(金)、彼岸花で有名な御所市の九品寺、一言主神社周辺の撮影会を開催しました。当日10時35分頃近鉄御所駅前に集合した参加者はゲスト2名を加えて10名です。当初はこの駅からバスでめぐる予定でしたが、幸い2名の部員が自家用車で参加できることになって、結局自家用車2台に分乗して撮影地をめぐることになりました。

　近鉄御所駅からまず九品寺（くほんじ）に向かいます。この寺の横の葛城山を背にした高台は群生した彼岸花越しに飛鳥の大和三山に上る朝日を撮影するカメラマンで早朝からにぎわうところです。さすがにこの時間帯では日の出は無理ですが、カメラを構えたたくさんの観光客でにぎわっていました。彼岸花そのものはあいにく盛りを過ぎていてちょっと残念でしたが。ここで記念集合写真を撮ってそのあたりのまだきれいな彼岸花を撮影して回り、その後九品寺の境内に入り、これも有名な千体地蔵を見に行きました。次にそこから少し南の一言主神社（ひとことぬしじんじゃ）に向かいます。通称”いちごんさん”と呼ばれていて、参拝すれば一言だけ願いをかなえていただけるそうです。撮影はこの神社そのものではなく周囲の田んぼの畔に咲き誇っている彼岸花と稲穂が撮影スポットです。ここで各自持参してきたお弁当で昼食後、もともとの予定ではここまでだったのですが、そこから数kmほど南に行ったところにある伏見池まで足を延ばしました。ここは小さな丸いため池ですが池の周囲に彼岸花がぐるりと輪に咲いている、割と知られた撮影スポットです。ここもあいにく花の盛りは過ぎておりちょっと残念でした。一応ここが最後で、また近鉄御所駅まで車で帰り解散となりました。

　今回は秋らしい良い天気で撮影日和でしたが、彼岸花のタイミングとしてはかなり遅かったようです。いつもは秋分の日前後がちょうどかな、と思っていたのですが今年は思いのほか開花が早かったんですね。参加された皆様お疲れ様でした。