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大文字山を歩く

京都支部・健康づくり

京都・大文字山を歩く

このところ、天気の良い日には、コロナを避け、体力維持を兼ねて、近くの大文字山をよく歩きます。
さすがに、若者や、(幼稚園児にも)追い越されてばかりですが、ゆっくりと登ります。
最初のころは、銀閣寺横の本道を登りましたが、大文字の北斜面には多様なバリエーションルート(裏道)があることを知り、新しいルートを見つけては自作のMAPを作成するのも楽しみです。

山中には中世の山城跡(中尾城やその枝城)、隠れた名滝(楼門の滝や中尾の滝)、幻の滝(名前の由来は見てのお楽しみ)、廃寺跡(如意寺廃寺)などが点在し興味は尽きません。

春の山桜や秋の谷筋の紅葉は勿論のこと、猛暑の夏も街中よりは数度は涼しく、冬の雪景色もうれしいもので、四季を通じて楽しめるのも大文字の魅力です。

ときどき、野生のシカや猿にも出会います。先日6,7頭のシカの群れが突然現れた時は驚きました。
(近くには熊山や子熊山と名のついたピークがありますが、さすがにクマに遭遇したことはありません)。
また昨年の初夏には準絶滅危惧種の「クリンソウ」が、北斜面の渓流沿いに隠れるように数株自生しているのを発見し、この春も見つけるのを楽しみにしています。

そして、なんといっても汗を流した後、大文字火床から京都市街のパノラマを前に、熱いコーヒーを飲むのが小さな贅沢です。
これからも体力が続く限り、無理せず、ゆっくりと山を歩きたいと思います。

 

2022/1/17 京都支部 益田芳一さん 投稿

 

参考:大文字山の標高は、約466m。

ハイキング・登山前に知っておきたいこと 服装や持ち物、トイレについてお伝えします。

スニーカー・トレッキングシューズ、歩きやすい靴。

長袖・長ズボン   虫や日差しから守ってくれます。半袖+アームカバーでも。

水・スポーツドリンク(最低でも500mlあると安心)

ザック (リュック)   両手をあけて登れるように。

お弁当・おやつ    エネルギー補給に、少しおやつを持って行くと安心です。

汗拭きタオル     真冬でも意外と汗をかきます。急に冷えた時のマフラー代わりにも。

その他、帽子、日焼け止め、レジャーシート、ウエットティッシュ、手袋等、必要に応じて準備してください。

大文字山頂にはトイレがありませんので、登山前に済ましておいてください。

※コロナ禍の現在も、入山規制などはありません。

ただし、「五山送り火」当日の8月16日は、登山できませんのでご注意ください。

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