夢中人 岡本 忠さん(岡山地区)

自分を磨くことにこだわり続けユニークな人生を歩んでおられる岡本さんの「こだわり」を紹介します。

岡本さんの処世訓は
・「自分以外はすべて師なり」と考え、常に素直な心で精進すること。
・「継続は力なり」・・・自分に厳しくし、あきらめずやり続けること。
・すべての関わり合い、出会った人との繋がりを大切にすること。
だそうです。
このことを実践するに、行動範囲を広げ、色々なことを通じて常に自分を磨かなければならない。
これは広く浅くではなく、また、一芸に秀でるでもなく、かかわること全てについて中途半端で終わらせない、納得するまでやり続けるというこだわりの人生を送っておられます。


こだわりの人生 その1 木彫り

奈良に勤務されていたとき、般若心経に出会い、写経をはじめられ、それが「木彫り」へととつながり 、般若心経と木彫りの融合へ発展していきました。
さらには、木彫りだけにはとどまらず、漆塗の技術に挑戦しみごとに習得されています。
作品の素晴らしは、地域のみなさんにも知られており、信用金庫の支店長に進められて、17年間にわたり制作された作品30点余りの展示会を開催されました。

こだわりの人生 その2 ゴルフ(腕はシングル)

2つ目のこだわりは、ゴルフ。
ゴルフ歴は44年、今でも多い時には月に7~8回ラウンドするそうですが、そのラウンドの結果、状況を全てをノートに記録されています。
スコアはもちろん、ラウンドしたコース、同伴メンバーの名前、パット数、OB数、反省点、ラウンドで気づいた点など書きとめ、後で振り返り明日への向上の糧としておられます。
岡本さんいわく、「過去、現在から未来へつなげること」・・・これが上達への秘訣!

記録ノートの成果もあり、2006年に後楽ゴルフCのグランドシニアチャンピオンとなり、2011年10月には76歳で「エイジシュート」という偉業を達成されています。

3つ目のこだわりは尺八!

昭和19年から68年間続けられており、今では松愛会行事での演奏が定番となっています。
「練習は嘘をつかない!日々努力」
をモットーに励んでおられ、レパートリーも古曲から、民謡まで幅広く、都山流尺八指南の免状をお持ちの達人奏者です。

こだわりの人生 その他

・書道・・・学生時代から松下勤務時代を通じ書道部で活躍、現在は白玄会の教授。


・写経・・・昭和53年頃始められ、35年間毎月1日には欠かさず写経し、奈良の阿弥陀寺に納経を続けられている
・カメラ・・・学生時代からの趣味、スナッピー、コニカ、パール、バルダックスなどを愛用し、現在ではビデオ撮影を手がけています。ビデオカメラも6台目で、最初のうちは機器の扱いで困ったが、これも克服され、撮影後の編集、DVD作成まで全て自作されています。
・民謡・・・尺八で伴奏をするなかで、民謡にも興味をもち取り組んでおられます。
・日記・・・60年間1日にも欠かさず続けられておりています。その中には現金出納の状況も記載され、日々照合も継続される徹底ぶりです。(本棚には日記帳がずらり・・・お見事)
・野菜、果物つくり・・・200坪の畑に季節の野菜、挽白柚、レモン、柿、八朔などの果物の栽培もされている。畑は、身体を鍛える道場だそうです。色々なことに興味をもち、色々なことにチャレンジし、始めたことは、納得するまでとことんやり続ける。
これが毎日の仕事と信じ、実践するという、こだわり人生を送っておられます。
(レポーター 久米 威)

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