日 程 : 2022年 6月19日(日) 10:00~15:00
行 先 : 利根運河・こうのとりの里(千葉県)
コース : 運河駅(集合)〜理窓会記念自然公園(理科大キャンパスに隣接)〜利根運河水辺公園(昼食)〜
利根運河交流館〜島会館入口バス停〜(まめバス)〜しらさぎ通り入口バス停〜こうのとりの里〜
野田梅郷住宅バス停〜 (茨急バス)〜梅郷駅(解散)
参 加 者(敬称略)
石原幸子、岡田俊男、小川明利、尾原武、高橋咲子、東海林治(担当)、戸谷輝夫、殿村保夫、
中嶋繁(担当)、野口隆也、堀田敏江、山崎雄一、 [計12名]
報 告
利根運河は鉄道網が出来る前の1899年に、東北からの物資を東京へ早く安全に運ぶ目的で利根川と江戸川を結んで開削されました。運河周辺には自然の谷津や台地が有り、里山の自然景観が残されています。理窓会記念自然公園は、東京理科大学創立100周年記念行事として昭和56年に理窓会が中心となり記念林自然公園として完成されました。
「こうのとりの里」は、野田市による生物多様性の保全や回復への取り組みの一環として設置されています。(総面積約90ha 東京ドーム19個分)一週間前の天気予報「曇り時々雨」を心配していましたが、当日はみごとに晴れて熱中症が心配される観察会でした。2年半ぶりの会員の参加も有り、旧交を温めることができました。運河沿いではキジの夫婦をジックリと観察し、理窓公園では3組のカルガモ親子との出会いやカワセミの出迎えも有り、盛り上がりました。
「こうのとりの里」では到着早々に、オオヨシキリやセッカが現れました。コウノトリの観察棟上空にはチョウゲンボウが旋回をしていました。チョウゲンボウはハヤブサの仲間でかなり闘争心が強く、5年前に放鳥をしたコウノトリが戻ってくると小さなチョウゲンボウが大きなコウノトリを追いかけまわしています。冬鳥が去った6月では期待薄の野鳥観察会でしたが、いつも通りの盛り上がりで、28種の観察ができました。
観察種
キジ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、コウノトリ、アオサギ、ダイサギ、ホトトギス、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ[計28種]
(日本鳥学会「日本鳥類目録」のリスト順)
スナップ写真↓(クリックすると拡大します)
- 担当から本日のコース説明
- 運河駅を出発
- 歩行者専用橋で運河の対岸へ
- 早くもオナガが飛んでいます
- 出ました!キジの雄
- じっくり観察
- 近くに雌もいます
- 親亀の背中に・・・
- 強い日差しの中理窓公園を目指します
- 何か居ます
- ヒカゲチョウ(ジャノメチョウ)です
- こちらはベニシジミ
- 足元にはイボガエル
- ニホンアカガエルも登場
- 理窓公園に到着
- 何か出ないかなあ
- 出ました カルガモの子供たち
- シジュウカラの幼鳥が水を飲んでいます
- ついでに水浴びも
- アオサギ
- カイツブリ
- 突然何かが飛び出しました
- カワセミです
- カルガモ一家はお昼寝中です
- 雛は泳ぎの練習
- 運河に戻ります
- キジバトは木陰でお昼寝中
- スズメは日向ぼっこ
- ハシボソガラスは巣の補修でしょうか
- 運河に出ました
- またまたキジです 雌も一緒です
- ビリケンさんに到着
- 銀色ビリケンさんです。
- ビリケンさんにお頼み・・・足の痛いの飛んでけ!
- 運河水辺公園の木陰で昼食
- ソーシャルディスタンス
- 利根運河交流館ではヒマワリの種まき
- きれいなトイレも借りました
- 「こうのとりの里」を目指します
- 隣家の軒下でバス待ち
- ”まめバス”は貸し切りです
- 「しらさぎ通り入口」下車
- 江川沿いではオオヨシキリやセッカが・・・
- 遠くの谷津上空にはチョウゲンボウ
- ツバメは巣の補修でしょうか
- 野田市「こうのとりの里」に到着
- 5月に生まれたコウノトリの雛を観察
- 名前を募集中です
- 親子水入らず
- コウノトリは何でも食べます
- ウグイスとコウノトリの卵を比較
- こうのとりの里で集合写真
- たんぼを渡ってくる気持ち良いそよ風
- 帰りのバス お疲れ様でした
文:中嶋 写真:野口・山崎・東海林・中嶋
次回行事案内
場 所 : 三番瀬
日 時 : 2022年9月18日(日)
集 合 : 京成本線 京成船橋駅 2階改札口 AM10:30
担 当 : 倉光・山崎
参加費 : 100円
持 参 : 観察用具・昼食・飲物・敷物・防寒具 (駅前にコンビニ有り)
東 京 野 鳥 観 察 会 の 紹 介 |