2024年 ミドルセミナー実施報告

1 日 時  : 2024年2月23日(金・祝) 10時 ~ 12時 
2 開催場所 : JR高槻駅前 クロスパル高槻 5階 視聴覚室
3 参加者数 : 会員 49名(うち配偶者10名含む) 支部役員 9名 合計 58名
4 テーマ  : ~75歳の節目に備えましょう~ 何が変わって、どうすれば良いか、家族で共有
5 講師   : パナソニック保険サービス 2名

満員の参加者                      

6 内容   :
〇セミナーの狙い
 75歳以上は“後期高齢者”と位置付けられ、それまで加入していた健康保険から“後期高齢者医療制度”に移行することになる。また 運転免許証更新に際しては“認知機能検査”が義務付けられるなど、今までと違った対応が求められる。そこで、これらに準備・対応するためこれから75歳の節目を迎えるミドル層(67~74歳)とご家族の方々を対象に、後期高齢者医療制度、公的介護保険制度、介護費用や運転免許更新時の認知機能検査体験を行っていただく。

宮下支部長の挨拶

■宮下支部長の挨拶(8分)
 ①ミドルセミナー開催の目的と講師紹介

  去年好評の75歳節目に備えるミドルセミナーを今年は休日開催にし、働いている人やご家族の方も参加し易くしました。結果、家族参加が多数あり、今後の支部活動の参考にしたい。講師は、日頃お世話になっているパナソニック保険サービス様から2名来ていただき、後期高齢者医療制度や運転免許更新時の認知機能検査体験を行っていただきます。
 ②会員へのお願い
  パナソニックAKARIアクションへの参加、メール会員新規登録、新会員入会や支部役員候補推薦等のご協力をお願いします。

■セミナー開始にあたり、自己紹介と本日のポイント(5分)
 ・講師   
  パナソニック保険サービス(株)久保田主幹、潮田課長
 ・本日のセミナーのポイントは、
   ①制度の内容を知ること
   ②認知機能検査を体験すること

第1部:久保田主幹

■第1部:75歳の節目をむかえるにあたって
(久保田主幹) (70分)

 下記4項目を配布されたテキストを使った具体的な説明
 1)平均寿命と健康寿命
  ・平均寿命と健康寿命の間が日常生活に何らかの支援介護が必要な期間。平均で男性9年、女性12年。
 2)後期高齢者医療制度について
  ・後期高齢者医療制度への特別な加入手続きは不要。(75歳の誕生日に自動的に加入)
  ・制度運営は広域連合で、手続きや相談窓口は住まいの市区町村で行う。
  ・保険料は、平均的な松愛会会員を例に説明。場合によるが、配偶者の保険加入は別途手続き必要。
 3)公的介護保険制度について
  ・介護期間の平均は、5年1ヶ月。長期間になるので、一人で頑張りすぎず、公的介護を積極活用すること。
  ・要介護認定の調査・判定の流れや良いケアマネジャーの見分けポイントなどを説明。
 4)知っておきたい介護制度のはなし
  ・平均的な松愛会会員が要介護3になったと想定した、各施設、介護サービスなどの種類や費用を解説。
  ・自己負担金が一部返金される高額医療・高額介護合算制度の説明。
  ・介護サービスは、平均限度額の3~6割程度しか使われていない現状。
   一人で頑張り過ぎないことがポイント。

第2部:潮田課長

■第2部:運転免許更新時の認知機能検査体験について
(潮田課長)(25分)

 ・警察庁HPで公開されている認知機能検査を実体験する。
  講師が試験官役になり、参加者が回答する。
 ・実際に体験すると、免許更新時の不安軽減につながる。

 

 

 

〇まとめ
 ・昨年好評だったミドルセミナーを本年は休日開催とし、家族参加も呼び掛けたこともあり、約20%の方が 家族で参加していただいた。熱心に聴講されるご様子や終了後に多数の方から感謝の言葉をいただくなど、
  概ね好評であったと言える。
 ・講師の方からは、平均的な松愛会会員の年金額や高槻市の国民健康保険料の数字を使うなど具体的な条件に基づいた説明、解説をしていただいたので、実践的で参考になる点が多かった。
 ・介護のポイントは、一人で頑張り過ぎず、公的介護制度をフル活用することは肝に銘じたいと思った。
 ・認知機能検査体験は、内容を知ることができただけでも参考になった。

熱心に聞き入る参加者

 

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