囲碁を生涯の友として楽しむ 古川さん(前東京都副支部長)

オオタニサン 藤井聡太さん・・・・古川哲朗さん?!

 

人生100年の時代、第一線から退いたあとの長い時間に何をしていこうかとぜいたくな悩みを持つ会員も多いだろう。
中には家のローンをかかえ、体の続く限りは働きたい人もいる。
自分や家族の病気、奇病、認知症に日々苦しい対応をしている会員もいる。
そんな中、小さい頃教わった趣味の囲碁を60年近く楽しみ学び、今ではプロ囲碁本因坊に3子をおいて(ハンディをもらって)勝つこともある、アマチュアの最強の一人となった会員を紹介したい。

 

皆さんの中には65歳、70歳の節目懇談会を、池袋サンシャインビルでした人もいるでしょう。
その会場を提供してくれた、小樽商大の同窓会
事務局長が 古川さんだ。
古川さんと生涯の友囲碁とのかかわりをきいてみた。
「始めたきっかけは中学3年生の時父から教わりました。父の囲碁の本が一冊あり、それを繰り返し読み、また新聞の囲碁欄を毎日見てました」
趣味の囲碁はその後も続け、大学に進学。硬式テニス部に入る。
北海道では雪のため半年しかテニスはできず、後の半年は大学囲碁部や町の碁会所で打っていた。そのころはアマ三段くらい。それでも凄い。
会社に入ってからは社員寮に近い香里園の碁会所で腕を磨き5段くらいになった。
現在の強さは?「アマ7段くらいです。コンプレッサー甲府工場に勤務していた時は連合の大会で山梨県代表になりました。」「県代表を目指していますが東京は選手層も厚くレベルも高く もう一歩及びません。」
(註:1996年3月19日付けの山梨日日新聞に、県下段位別で5段の部で優勝された際にインタビュー記事が掲載されました。著作権の関係でHPには掲載しておりません)

囲碁が強くなるには、また60代、70代でも強くなれるのか?
「強くなるには①先を読む力 ②状況をどう判断して着手するか の2つが必要です。②は自分より強い人に教えてもらうか、またはAIを参考にするのがよいです。①の先を読む力は自分で少しずつレベルアップするしかないので、詰碁を解くのがよいと言われています。」
「私は今72歳ですが、まだまだレベルアップできると考えています。
いま高田馬場でプロの主催する会で指導を受けています。40名ほどいる会員の4割は、80代、70代の方々です。また、7名は女性です。」
「囲碁は白石と黒石だけのゲームです。ルールだけ覚えれば言葉の壁もなく世界中で楽しめます。老弱男女問いません。認知症予防には大変効果的と言われてます。ぜひ囲碁をたしなんでみませんか。」
古川さんは思い出と生きがいと夢を語ってくれました。

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