支部長メッセージ ”八八” 2025.8.1

パナソニック松愛会 栃木支部会員の皆様

 日頃は松愛会活動にご理解ご協力を賜りありがとうございます。

 7月に猛暑がやって来て、やれやれと思っていましたが、8月になりこれからが本格的な夏なのかと思うと本当にイヤになってしまいます。熱中症に気を付けながらも、松愛会栃木支部の皆様にはご健勝にお過ごしのことと存じます。

 昨年末と今年5月に両親が相次いで亡くなったため、先月の初めに空き家となっている実家に行き遺品の整理等を行いました。その時、昔子供のころ祖父母と遊んでいた「花札」が出てきたので紹介したいと思います。

 これは、「八八道具セット」と呼ばれているらしく(私は名前を知りませんでした)長さ20cm、高さ・奥行とも10cm程度の木の箱の中に、花札2組と、軍配(何に使うかは後で)、何回ゲームしたかをあらわす赤い玉12個、その他(もあったかもしれませんが、覚えていない)が、入っているものです。
 蓋の裏には、12個のへこみがあり、1回のゲームごとに赤い玉を入れていき、1年間12回のゲームで一区切りとします。ルールは普通の「花合わせ」ですが、点数の付け方などは、子ども向けにアレンジしてあったと思います。3人か4人で遊びます。場に6枚、各自の手札に7枚を配り、親から順に、手札を場に1枚出し、その際同じ月の札があれば自分のものにできます。その後山札を1枚めくり、同様に月が合えば自分のものにする。それを繰返していき、最後に「役」ができたら、その「点数」を記録して、12回一区切りで勝敗を決める、というものでした。おそらく本式のルールは「点数」ではなく、お金の単位で「貫」などを使い、12回トータルではなく、1回1回勝負ということだと思いますが、博打的要素が強いので、子ども向けに「点数」にしていたと思います。
 役としては、五光、四光、赤短、青短、七短、カス(1点札を16枚以上集める)などでしたが、ローカルルールとして、猪鹿蝶、月見で一杯、花見で一杯、なども入れていたと思います。
 記憶にある面白いと思ったルールとしては、場札に20点札のうち「1月松」、「3月桜」「8月芒(ススキ)」が出ると、全体の点数が2倍になる「大場」となります。また、「11月雨」、「12月桐」が出ると「絶場」と言って、点数が4倍になります。(それを表示するための軍配が入っていた)
 テレビもまだ白黒、電話も各家庭に1台などは無く、もちろんテレビゲームや、ファミコン、携帯ゲームの無い時代は、これで相当遊べたなあと懐かしく思い出しました。

 さて、閑話休題。7月名古屋場所では大田原市出身、十両二場所目で、まだちょんまげも結えない「三田」が何と十両優勝しました!昨年9月場所に幕下付出しで初土俵を踏むと順調に出世し、デビューして6場所目で優勝という快挙です。十両優勝者は、ほぼ幕内上位にあがっており、今場所幕内最高優勝の「琴勝峰」も、十両で3度優勝しています。「三田」も体は小さいですが、幕内、それも上位で頑張ってもらいたいと思います。
 他ではさくら市出身、西十両十枚目の「生田目」は、古傷の膝のケガを手術して全休。4場所程度は休みとのことで、幕下に落ちてしまいますが、しっかり治してまた関取を目指してほしいと思います。宇都宮市出身の「若ノ勝」は先場所西十両十一枚目ではケガに泣き、1勝2敗12休で、幕下六枚目に陥落しましたが、今場所は4勝3敗で勝ち越し。来場所の十両復帰は難しい所ですが、好成績をあげて次の1月場所で再び十両に上がってほしいと思います。

○今後の支部行事
9月27日(土) 友愛懇親会 80歳以上対象 於:ホテルニューイタヤ *詳細は、今後「支部だより」や「HP」でお知らせします。
10月4日(土) 健康ウォーク&BBQ 会員・家族・友人対象 於:みずほの公園  *詳細は、今後「支部だより」や「HP」でお知らせします。

 

  パナソニック松愛会栃木支部
支部長 北垣和紀

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