新しい日常〈その46〉80歳の壁 老後の生活の参考になりました(会員編)

投稿者:宇都宮市江曽島 佐藤 良雄

これからの生活を考えて参考になりましたので本を紹介します。
タイトル:「80歳の壁」和田秀樹(大阪生まれ。東京大学医学部卒、精神科医、クリニック院長)です。
私は60代後半に入りましたが、これからの老後を考えた時に不安に思うことがあります。その時に本屋で「80歳の壁」を発見して読んでみました。これからの生活は病気や認知症などで寝たきりになり介助されながら生きることになるかもしれません。しかし、誰でも人生の最後まで好きなことをして、好きなものを食べて、自由に自立した生活をしたいと思いながら毎日過ごしていると思います。80歳になったときに自分はどのような生活をしているのか不安になりますが、医師が示す生き方が記載されていますので参考にすると、老いを受け入れて生きることを大事にしながら生活できるようになるのではと思いご参考にしていただきたくて投稿させていただきました。

「残存機能を残すヒント」が50音順に記載されていましたので参考に紹介します。

あ 歩き続けよう。歩かないと歩けなくなる
い イライラしたら深呼吸。水や美味しいものも効果的
う 運動は体がきつくない程度に
え エアコンつけて水を飲み、猛暑から命を守れ
お おむつを恥じるな。行動を広げる味方です
か 噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキする
き 記憶力は年齢ではなく、使わないから落ちる
く 薬を見直そう。我慢して飲む必要はない
け 血圧、血糖値は下げなくていい
こ 孤独は寂しいことではない。気楽な時間を楽しもう
さ サボることは恥ではない。我慢して続けなくていい
し 自動車の運転免許は返納しなくていい
す 好きなことをする。嫌なことはしない
せ 性的な欲もあって当然。恥ずかしがらなくていい
そ 外に出よう。引きこもると脳は暗くなる
た 食べたいものは食べてよし。小太りくらいでちょうどいい
ち 「ちょっとずつ」こまめにやるのがちょうどよい
つ 付き合いを見直す。嫌な人とはつき合うな
て テレビを捨てよ、町に出よう
と 闘病より共病。「在宅見取り」の選択もあり
な 「なんとかなるさ」は幸齢者の魔法の言葉
に 肉を食べよう。しかも安い赤身がいい
ぬ ぬるめの湯、浸かる時間は10分以内
ね 眠れなかったら寝なくていい
の 脳トレよりも、楽しいことが脳にはいい
は 話したいことは遠慮せず。話せば気分も晴れてくる
ひ 病院は「かかりつけ医」を決めておく
ふ 不良高年でいい。いい人を演じると健康不良になる
へ 変節を恐れるな。朝令暮改は大いに結構
ほ ボケるのは、悪いことばかりじゃない
ま 学びをやめたら年老いる。行動は学びの先生だ
み 見栄を張らない。あるもので生きる
む 無邪気になれるのは老いの特権
め 面倒なことほど、じつは面白い
も もっと光を。脳は光でご機嫌になる
や 役に立つことをする。自分の経験を生かせばよい
ゆ ゆっくりと今日を生きる。終わりは決めない
よ 欲望は長生きの源。枯れて生きるなんて百年早い
ら 楽天主義は幸齢者にこそ必要
り 「リラックスの呼吸」で老い退治
る ルールは自分で決めていい
れ 「レットイットビー」で生きる
ろ 老化より郎化。これが愛される理由
わ 笑う門には福来る

※ご参考にしてください。



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