第285回くらわん会 2020年2月例会

灘三郷(酒蔵めぐり)

285回 くらわん会例会 2020年2月4日(火)

〈行程〉阪神 魚崎駅 ⇒ 浜福鶴吟醸工房 ⇒ 菊正宗酒造記念館 ⇒ 白鶴酒造資料館 ⇒ 石屋川公園(昼食)
 ⇒ 甲南漬け本舗 ⇒ 沢の鶴資料館 ⇒ 阪神 大石駅
〈距離〉 約7km  〈参加者〉 108名

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◆阪神電車魚崎駅から歩いて5分ほどの住吉川公園に集合

 今回は日本を代表する酒どころ『灘五郷』(西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷)の内『灘三郷』「魚崎郷、御影郷、西郷(ニシゴウ)」を巡ります。灘三郷は、2008年2月、2013年2月、また西宮郷も2017年2月に実施し今回が4回目の人気コースの一つです。今日は快晴に恵まれ絶好の歩こう会日和でした。中国武漢で発生し世界27か国に蔓延し終息を見せない、新型コロナウイルスの影響を感じさせない、元気者108名の参加でした。

 住吉川にはカモが気持ち良く泳いでいて、のんびりした風景です。公園には梅の花も咲きかけています。朝会では、初参加の方2名<寺村雄司さん(北)、松井 忍さん(仲)>のご紹介の後、50回参加の林 博司さん、渡部冨美子さん(30回)、古賀行憲さん(12回)の回数表彰がありました。その後、今年から世話役になられた江守さんのご紹介、今回のコース説明、次回の案内などがあり、10時15分に最初の目的地である「浜福鶴酒造」に向け出発しました。

◆直ぐ近くにある「菊正宗酒造記念館」へ

 「浜福鶴・吟醸工房」では説明もそこそこに、買い物や生酒の試飲をされる方、昼食用のお酒やおみやげを購入される方、外の大樽の前で写真を撮られる方など、みなさんそれぞれで非常に楽しんでいました。 10時35分に「浜福鶴酒造」を出発し、直ぐ近くにある「菊正宗酒造記念館」へ向かいました。

 10分弱で到着し、入口には昨年天皇杯で優勝したJ1ヴィッセル神戸のイニエスタ選手の看板が迎えてくれました。イニエスタ選手には興味のある方が少なく、やはりガンバ大阪ファンが多いように思いました。ここでも試飲や買い物を楽しまれました。海外からのお客さんも多く、コロナウイルスのリスクも考え、足早に「白鶴酒造資料館」へ向かうことにしました。

 約15分程度で「白鶴酒造」に到着しました。「白鶴酒造」は1743年創業で伝統を重んじつつ、新技術・設備の導入を積極的に行っているそうです。「白鶴酒造資料館」では、酒造り工程の展示を見ました。

 きき酒コーナーは、海外の方も含め見学者が多く長い行列のなか、純米原酒・梅酒などの試飲を楽しめました。ここでも買い物される方が多かったです。「白鶴酒造資料館」から、昼食場所である「石屋川公園」に向かいます。

◆石屋川公園で昼食

 「白鶴酒造資料館」から、北へ向かい阪神電車の御影駅前を通り高架を過ぎ、国道2号線の方へ続くだらだら上り坂を進みます。試飲が効いてきたのか列が別れ、横断歩道のない所で横断しようとして、注意される方も居られました。2号線から、西へ向かい「御影高校」の脇を通り「御影公会堂」が見えてきた時はやっと昼食だと元気もでてきました。

 昼食場所である「石屋川公園」に12時過ぎに到着しました。公園内のトイレが小川を挟んで向こう側にあるので、2号線まで戻って川を渡るしか方法が無く不便でした。日差しが温かく1時間余りの昼食で、試飲が呼び水になったか、お酒を飲まれる方も多く見受けられました。

 昼食後、13時10分に「石屋川公園」を出発しました。国道2号線を西へ進み左へ曲がりさらに進むと、左手に処女塚(おとめづか)古墳が見えてきました。今回は処女塚古墳の手前を右折して、次の目的地である甲南漬け本舗に向かいました。甲南漬け本舗は今回が初めて立ち寄る場所です。甲南漬け本舗は「こうべ甲南武庫の郷」の中に位置します。

 「こうべ甲南武庫の郷」とは、明治3年初代高嶋平介さんが東明村、現在の東灘区御影塚町3丁目で商いを始められたのが高嶋酒類食品(株)の始まりで、東明村は明治22年に武庫郡となり、神戸市に編入されるまで武庫郡の東端に位置していました。この御影の地と共に歩む新しいコミュニティースペースをその地にちなんで「武庫の郷」と名付けられました。ここでも買い物を楽しみました。

◆「沢の鶴資料館」へ

 最後の目的地である「沢の鶴資料館」に向け出発です。上は湾岸線、左は神戸製鋼の工場、右は大型トラックが多く通行する道を西へ進んでいきます。14時ころ「沢の鶴資料館」に到着しました。「昔の酒蔵」沢の鶴資料館は酒造りの歴史を現代に伝えるために昭和53年に公開されました。ここで最後の試飲と買い物を楽しみました。

 お店の方はお勧め上手で、試飲を何杯もお替りする方も見られました。「沢の鶴資料館」を出て阪神電車・大石駅へ向かい、15時過ぎに解散しました。参加された皆様、新型コロナウイルスが心配される中、お疲れさまでした。来月の青谷梅林(観梅)もよろしくお願いします。

<写真:安藤、梅原、吉川、冨田、徳田、松島 HP作成:永井>

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