PC・スマホよろず相談室

支部では会員の皆さんが毎日1回は、支部のホームページを閲覧することを願っています。そのために今、パソコンやスマホがうまく使えず困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。これらを会員の皆さんの状況に合わせて、メール、電話、PC持ち込み、ご自宅訪問などで対応させていただきます。
【相談方法】
対象者 | 松愛会枚方南支部の会員とします。費用は不要です。 (個人の秘密は守ります) |
申込み | 氏名・班別・メールアドレス・電話番号・簡単な相談内容を、右のフォームに記入して送信してください。 |
相談員 | ご相談は次のメンバーで担当します。 ご相談の内容は担当者全員に通知され共有します。ご相談内容を確認し、調整して担当者を決めて返事をさせていただきます。 ・PC 担当:冨松、祖川、芝 ・iPhone担当:中村 ・Android担当:松島 —– 追記)これらの入力・送信に代えて、支部役員を通じて、連絡をいただいても結構です。 |
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【2025年の相談実績】

Q.104
(25/5/1 Q&A担当)
Q&A担当の2人で議論中に、多くの皆さんがよく使うOutlookの返信メールに、記号「>」を見たことがないことが話題になりました。
会員の皆さんは在職中に会社から与えられたBecky!で、返信メールにデフォルトで「>」が付いていた記憶があると思います。Outlookでも記号「>」を付けられるか、2人でネットで調べてみました。
A.104
調べてみるとOutlookでも記号「>」を付けられることが分かりました。Outlookの返信メールに記号「>」を付けた例を下図に示します。下図 tomimatsu宛のOutlook メールには「>」が付いていますが、このメールは設定を終えた相手からの『(記号「>」を付けることが)できました! 』という返信メールです。
(注:この説明文と返信メール文の内容に関連性はありません)

上図ではヘッダ部分を少しだけ残して他は茶色線で隠していますが、実際には削除したり、さらに不要部分を整理するとスッキリした返信メールになります。
ここでちょっと注意したいのは、文字列の左に記号「>」が付くのは、テキスト形式のメールへの返信の場合です。HTML形式のメールへの返信には文字列の左端に、「青い縦線」が付きます。この場合でも文意を損なわない範囲で不要部分を整理すると分かりやすい返信メールになります。
さて、このようにOutlookの返信メールに「>」や「青線」を付ける設定は簡単です。Outlookを開いて「ファイル」~「オプション」~「メール」で下図を開き、「返信/転送」の「メッセージに返信するとき」で、「元のメッセージの行頭にインデント記号を挿入する」を選択して、右下の「OK」ボタンを押します。


Q.103
(25/4/22 13班 KNさん)
長い間 GoogleのGmailを、ブラウザで何の設定もせず便利に使っています。最近、このGmailの送信方式がHTML形式になっていることに気がつきました。
一般にはテキスト形式がお薦めということのようですが、その理由と設定方法を教えてください。
A.103
メールの送信方式には「テキスト形式」と「HTML形式」があります。一般のメールもGmailなどのWebメールも、デフォルトはHTML形式となっているので注意してください。HTML形式はメール本文をホームページ形式にするので、容量が増えてウィルス感染の危険性もあります。
特に事情がなければ、メールの送信方式はテキスト形式にしましょう。「テキスト」とは書式がない、言い換えればASCIIコードなどでいう文字のことです。相手には「コード」のみを送り文字の種別や大きさなどを送ることはできません。テキスト形式はこんな古い歴史を引きづってきた事情がありますが、通常のメールのやり取りではそれで充分でしょう。
まず、OutlookをデフォルトのHTML形式からテキスト形式にする方法です。Outlookを開き「ファイル」~「オプション」~「メール」~「メッセージの作成」で、「テキスト形式」を選択します。これで「新しいメール」を作成するとき、「書式設定」タブは新しいデフォルトが「テキスト」になっていることを確認してください。
次に、Gmailをテキスト形式にする方法です。ChromeでGmailを開き「作成」ボタンを押すと、下図「新規メッセージ」画面が出ます。下方の「3点マーク」を押して、サブメニューの「プレーンテキストモード」にチェックします。これで下図の「HTML操作メニュー」はなくなり、以降は自動的にテキスト形式になります。HTML形式に戻したいときは、Gmailを再立ち上げして「3点マーク」から、「プレーンテキストモード」のチェックを外します。


Q.102
(25/4/5 4班 KSさん)
一般に受信したメールでは「差出人名」と「件名」があると、この2つで用件の概要を直感できます。ところが、近頃 のOutlookでは「差出人名」の欄にローマ字や日本語の名前がなく、「メールアドレス」になっているメールをもらうことがあります。「はて!このメールは誰から?」ということになります。
こうなるのは受信側のせいではなく、差出人側の設定がそうなっているはずですが、差出人はそんな事実には気がついていません。メールアドレスから差出人名が分かったときは相手に知らせてあげたいと思いますが、まずは何故そんな表示になるのでしょうか。
A.102
Outlook2019以降ではメール受信画面の「差出人名」欄が、デフォルトで「メールアドレス」になるよう設定されています。また、それ以前のバージョンでもWindowsのバージョンアップなどで「差出人名」欄が「メールアドレス」に変更されることもあるようです。
差出人側でメール設定を下記のように変更することで、差出人名を任意の分かりやすい名前に設定することができます。受信したメールアドレスから相手が分かれば、下記の設定方法を教えてあげましょう。
Outlookトップ画面で「ファイル」タブ ~「アカウントの情報」画面で、「アカウント設定」~「アカウント設定A」~ 下図「アカウント設定」画面になります。

上図で左上方の「メール」タブ ~「変更」をクリックすると下図左になります。ここの「自分の名前」と「アカウント名」が、共に「メールアドレス」になっていることを確認してください。「自分の名前」を分かりやすいローマ字か漢字にして、下方の「次へ」をクリックします。
下図右の画面が表示されたら、下方の「完了」ボタンを押します。これで「自分の名前」が受信メールの「差出人名」として表示されます。この設定後は、自分から自分宛てにメールを送って、思い通りの設定になっていることを確認しましょう。


Q.101
(25/3/28 8班 NIさん)
Outlookの「アドレス帳」を作るのに、受信メールからアドレスを取り込む方法は分かります。ただ、紙などでもらったメールアドレスを「アドレス帳」に手入力する方法がありますか。
ネットで調べると「連絡先」という用語も出てきます。「アドレス帳」と「連絡先」の意味と相互の関連性を教えてください。
A.101
Outlookはもともと電子メールを含む業務管理ソフト(グループウェア)ですが、私たちはその電子メール機能をメールソフトとして使っています。そこには「連絡先」という個人情報を管理する仕組みがあり、アドレス帳を作る方法の一つの手段でもあります。こんな経緯からOutlookのアドレス帳は、2つの方法で作るようになっています。
一つ目は、受信メールに記載された差出人のメールアドレスを取り出す方法です。Outlookの「ホーム」タブの 左欄で「受信トレイ」を選択、中央欄で受信したメールを選択します。そして下図左で示すように、右欄の差出人アドレスを右クリックして現れるメニューから、「Outlookの連絡先に追加」をクリックします。この操作で「名前」「表示名」「電子メールアドレス」から成るアドレス帳に内容が追記されます。

二つ目は、紙などでもらったメールアドレスを手入力する方法です。上図右で示すように、Outlookの「ホーム」ダブで「新しいアイテム」~「連絡先」をクリックすると、何も記述のない白紙の「連絡先」の表が現れます。この表に「姓名・表示名・メール」の3つを記述すると、この3点が既存のアドレス帳に反映されます。
さて、Outlookのアドレス帳を日本語で作ると、見た目は名前の順序がバラバラになり、特定の名前を見つけるのに苦労します。ここで名前の前に英字(ASCIIコード)を付加します。例えば、下図のようにお茶会メンバーに「t」を付けてみました。これで同じメンバーの人が一つにまとまり、名前を探す時間や間違いが大幅に少なくなります。

詳しくは「Outlookのアドレス帳を作成」を参照してください。

Q.100
(25/3/21 4班 KSさん)
Webページの画像と文字をコピーしてWordに貼り付けても、Webページの書式が貼りついてきれいなWord文書になりません。見やすいWord文書にすることができますか。
A.100
Webページは一般に画像と文字列から成っています。こんなWebページをWordに貼り付けるには、取り込みたいWebページのすべてを選択して、まずは普通に「Ctrl+C, Ctrl+V」などでWordに貼り付けます。
Word画面に取り込んだWebページのすべてを選択して、下図のようにWordの「ホーム」タブの「すべての書式をクリア」アイコンをクリックします。この操作でWordのデフォルト設定以外の書式はすべてクリアされます。その後、必要ならWord特有の書式を設定することは自由です。

ただ、WordPressの技術解説ページの多くは、Webページの制作を容易にするために、画像を大きくしてその右端に「Enter」を入れて、文字は画像の下に書くなど一般のWebページと異なる手法を採っていることが多いようです。このあたりを注意して画像を選択して、「レイアウトオプション」を「四角形」にして、画像の大きさと文字の大きさのバランスに注意すれば、容易に見やすいWord文書になります。
詳しくは「WebページをWord にコピーして編集」を参照してください。

Q.99
(25/1/6 7班 HTさん)
大量の写真がメール本文にURLコピーで送られてきました。このURLから実写真を自PCに取り込む方法が分かりません。操作方法を教えてください。
A.99
本文に貼り付けられたURLは「共有リンク」とよばれ写真そのものは含まれていませんが、写真の存在場所の情報が含まれています。この時点で写真はまだ送り主が管理するサーバの中にあります。受信した人はこの URLをクリックして、写真だけのWebページを開くことができます。一つの写真をクリックすると拡大表示され、手マークで示す「>」をクリックして、スライドショーのように個々の写真を観ることができます。
送信者のサーバの中にある写真すべてを自PC内に取り込むには、画面右上の「3点マーク」をクリックして「すべてダウンロード」を選択します。これで送信者のサーバにある写真は、自PCの「ダウンロード」フォルダに、 zipファイルとしてダウンロードされます。
次に、自PCの「ダウンロード」フォルダにある zipファイルを右クリックして、「すべて展開」をクリックします。展開画面が出るので「参照」をクリック し展開先を(文字入力なしで)指定して、下方の「展開」をクリックします。これで送られてきた写真が jpg形式で、フォルダに収められデスクトップに表示されます。
詳しくは、<IT情報>の「メール本文の URL(共有リンク)から写真を取り出す」を参照してください。

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