新緑鮮やか! 静かな寺本来の姿を現わす室生寺
石田 整 【3班】2025.6.19
今回は「女人高野」として有名な室生寺を訪ねます。室生の地は、古来より雨乞いの聖地として崇められてきました。また、この寺は女人高野として多くの女性の参拝者を迎えてきました。
一時は寂れた寺となりましたが、徳川綱吉の生母桂昌院の多額の寄進により寺の改修修理が行われました。その桂昌院の功績を称えて寺の表門前には、桂昌院の実家「本庄家」の家紋「九つ目紋」の入った「女人高野室生寺」の石碑があります。玉の輿のお玉さんです。
室生寺のシャクナゲは有名ですが、時期が少し遅かったので一部にしか、シャクナゲの花が残っていませんでした。満開時は境内にピンクの花で一杯になるとのことで、その時期にまた訪れたいものです。
それだけに観光客も少なく室生寺本来の静かな参拝ができました。金堂、本堂と趣のある造りで女人高野らしく、何か柔らかさを感じる伽藍が心を優しく包みます。
五重塔は国宝で、日本で一番小さな五重塔です。その先には、空海を祀る奥の院に向かう参道があり、見上げるような急な階段が続きます。でも登る価値のある階段だと私は思います。何度訪れても心癒されるお寺です。
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心が洗われるような動画有難うございました。