松島 可美【12班】2025. 11.14
枚方市茄子作地区で進められている土地区画整理事業にともなって、約20ha(200,000㎡)の事業用地内に17か所、合計 約15,000㎡の調査区を設定し今年7月から「茄子作遺跡」の発掘調査が行われました。
初期須恵器(すえき)の窯跡群が発見され、11月8日(土)に現地説明会が開催され、参加した。
※【茄子作土地区画整理事業】の資料は、こちら
「茄子作遺跡」は、昭和49年(1974年)以来、度重なる調査を実施し、弥生時代後期や古墳時代前・中期を中心とする集落の様相が明らかとなっている。また、平成16年(2004年)~17年(2005年)に行われた第二京阪道路建設に伴う調査では、谷の流路から須恵器が大量に出土。
それらの中に溶着や焼け歪みがあるものが含まれていたことから、付近にこれらを焼成した窯の存在が想定されていたが窯自体は、未発見であった。今回の調査で3基からなる窯跡群が検出されたことにより、積年の謎が解け、調査・研究が一層深化することが期待される。(枚方市プレスリリースより)
★ 説明会に来られた人々・発掘した窯跡




※ 説明会時に配られた資料は、こちら
★ 過去に発掘した須恵器(土器)




★ 交野支部 毛利さんから提供いただきました。



記事がよければ「いいね!マーク」のクリックをお願いします
私も奈良県の古墳・遺跡を巡ります(奈良まほろばソムリエ)
枚方にも重要な遺跡があるとは興味深いです。