第54回 夢中人紹介 永井 和人さん

  ながい かずと

 

将棋八冠達成 藤井聡太さん!
ずっと追っかけています

枚方市香里ケ丘在住
取材日2023年11月23日 

 

1.私と将棋

 私は、四国愛媛県松山市の小浜(中島と言う島)に生まれ、小学校4年生の時から遊びの中で将棋に親しみました。はさみ将棋から積木崩し・周り将棋 等、5年生くらいから本将棋に夢中になりました。中学まで島で育ち、高校は島を出て松山市内に出ていきました。高校では将棋から離れていました。昭和45年に松下電器に入社して寮生活がスタートしました。寮では将棋好きな仲間と手合わせをしていました。

2.父の大きな壁

 父とは48歳の年の差があります。同じウサギ年で8人兄弟の末っ子です。島に帰省した時、何度か将棋を指しましたが、もう少しの所でマジックに掛かったように負かされていました。初めて勝ったのは、父が80歳を超えていた時です。私は大きな喜びと同時に父の老化を心配する不思議な感情を覚えました。26歳で結婚する時に友達からお祝いとしていただいた将棋セットは、我が家の数少ない宝物の一つです。私が将棋好きだったことをご理解いただけるかと思います。

3.現役時代の実績

  ビデオ(事)岡山工場と生技本部(精機事業部山梨)と電池茅ヶ崎で事業場の将棋大会に参加。岡山と山梨では準優勝。電池工業茅ヶ崎では将棋部に入り、優勝1回。毎年5月に開かれた茅ヶ崎の電池祭りで、プロの佐伯昌優八段(現九段)と飛車落ちで対戦 勝利して初段の認定を受けました。翌年に角落ちで対戦するも完敗。プロの力を思い知りました。当時は全盛の羽生永世七冠のフアンで、羽生マジック・羽生睨みに感動したのを覚えています。

4.藤井聡太さんに出会いました!

 藤井聡太さんに関心を持ったきっかけは、2016年中学生プロ棋士として29連勝記録を達成。そのテレビ中継の中で小学3年生当時に、小学生将棋大会に出て負けた時のビデオが放送されました。その時の悔しがり様を見て、すごい少年がいることを認識して、この少年の行末を見てみたい感動に襲われました。また詰将棋を解くスピードと正確性についても、小学生ながらプロ棋士も参加する大会で5連覇していて、抜きん出ていました。

 この底知れぬ少年の誕生にワクワクして、この時から藤井聡太さんをずっと追っかけてみようという強い思いができました。

5.怒涛の快進撃

 藤井さんが苦労されたと思うのは、初めて出られたNHK杯選手権(毎週日曜日10時30分放送)で、今泉健司4段(現5段)と対戦して負けた時くらいです。今泉さんは40歳を過ぎで編入試験を経てプロになられた苦労人棋士です。天才と努力家の対戦でした。200手を超える熱戦でしたが、惜しくも破れてしまいました。

 2020年最初のタイトル(棋聖戦)は、購読している産経新主催毎日産経新聞朝刊で棋聖戦の記事を楽しみに読んでいました。当時藤井4段が次々に勝ち進んで挑戦者になりました。相手は過去に大きく負け越していた豊島棋聖でしたが、3勝1敗で棋聖を獲得。更に同じ年の8月に王位戦で木村一基九段から王位のタイトルを獲得。そこから出るタイトル戦にすべて勝利し、2023年10月に8冠目の王座を奪取しました。個人的には王座戦の5局目が見てみたかったです。後がなくなったときの底力で、どんな手が出るかを楽しみにしていました。

 以下は私の購読している産経新主催毎日産経新聞の藤井聡太八冠の切り抜き記事です。2020年以来切り抜きを続けています。

6.藤井八冠について思う事

 Ai万能の時代に、将棋の神様が「人間にはもっと能力を与えている。」私がそれを証明するために人間界に降りて証明しよう」と藤井さんに乗り移ったのではないかと」感じています。7月生まれの藤井竜王にとって、19度目にして初めて年下の棋士とのタイトル戦になる。両者は小学3年時に子供大会で対戦し、伊藤七段が勝利。後の八冠が大泣きした逸話も残る。公式戦での対戦成績は藤井竜王が3勝0敗とリードしている。一強時代と言われるが、良きライバルがいてさらに強くなれると信じています。羽生さんの大記録を破るには少なくとも後十年はかかる計算になります。その時まで生きていたいです。

7.最後に

 八冠達成後も竜王位の防衛や、JTプロトーナメントでも連覇されていて、その活躍の勢いは衰えていません。どこまで記録を伸ばされるのか本当に楽しみです。A級棋士10名をはじめ、若手の伊藤匠七段、そして羽生永世七冠(将棋連盟会長)がどのように挑まれるか楽しみです。

8.補足で

◆藤井八冠にお会いしたらお聞きしたいこと

 先手番での9割5分近い勝率と後手番での7割3分の勝率をどう理解すれば良いですか?先手番では100% 2六歩 後手番では8四歩 と飛車先の歩を付くのがわかっているのに?

◆藤井八冠と対戦してみたいか?

 飛車・角の2枚落ちでなら勝負になるか対戦してみたい。

◆私の松愛会活動(これも夢中人!)の実績

  • 2011年8月定年退職
  • 2012年枚方南支部地区委員(現支部役員)
  • 2014年ホームページ委員(現HP役員)
  • 同好会活動の世話役
    1. くらわん会(副会長・コース担当・HP担当)
    2. 料理教室参加会員募集・班分け
    3. カラオケ同好会会計担当・出席簿作成
    4. ボウリング同好会 優勝5回 2023年10月現在
  • 松愛会メンバーの早朝ラジオ体操リーダーとして 香里ケ丘中央公園にて年間300日以上参加を12年目継続中

 

写真:松島、永井、記事:永井、HP:永井

 

記事がよければ「いいね!マーク」のクリックをお願いします

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP