2024年度「身近な水環境の全国一斉調査」参加報告

2024年6月5日
枚方南支部 社会貢献担当

身近な水環境の全国一斉調査 ~笑顔でつなぐゆたかな水辺~

 河川などの身近な水環境に対する市民の意識の高まりを受け、全国各地で水質調査が行われています。これらを行っている各地の市民団体の代表者で設立した「全国水環境マップ実行委員会」が統一的な調査マニュアルを作成しており、これに基づいて2004年から、毎年、世界環境デー(6月5日)に最も近い日曜日を中心に「身近な水環境の全国一斉調査」を行っています。その結果から、分かりやすいマップを作成し、身近な水環境に関する市民の更なる理解と関心を深める取組みに繋がっています。

 2009年から調査に参加している「パナソニックエコリレージャパン」から今年も案内がありました。枚方南支部でも、昨年に続いて「身近な水環境の全国一斉調査」に参加し、淀川の枚方船着場の付近で測定を実施しました。測定河川の淀川は桂川・宇治川・木津川の三川が合流した河川で、さらに高槻市からの檜尾川、生駒からの天野川などの一級河川が合流し、大阪湾へと流れる大動脈です。昨年までの天野川や藤田川の水質調査の集大成として意味がある調査になります。調査内容は下記の通りです。

実施風景

  1. COD(Chemical Oxygen Demand 化学的酸素要求量)水質汚濁の指標の一つとして水質試験で用いられ、この一斉調査では、分かり易く精度を確保できる調査方法としてパックテストを採用しています。また、3回測定してそれらの中央値を採用することで、より正確な測定としています。 ↩︎

結果とまとめ

  • 調査者:枚方南支部 支部役員 溝口(他/奥様にも協力頂いた)
  • 実施日:2024年6月5日(水)10:00~
  • 場所:枚方市堤町(国道170号線 枚方大橋より上流350m付近)
  • 水温:21℃(周辺の気温は24℃、天気は晴れ) 
  • 測定:3回実施(パックテストによるCOD測定)
  • 感想:この場所は、いろいろな河川の合流があるので、水質の汚れはありましたが、ゴミは 思ったよりも少なく感じました。

調査票

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