十五夜(中秋の名月)と十三夜(後の月)
今年の夏は猛暑より酷暑の日々が9月まで続き、体調の維持に苦労されたと思います。
幸か不幸か私は5月末から病気入院で酷暑の中、病院で快適な環境で過ごしましました。 そのため万博見学が10月閉幕前の大変混雑した時期となり、各国のテーマ館には入れず、会場の囲気を楽しむのみで少し残念思いをしまた。
さて、今年は中秋の名月は今までより遅く10月6日でした。中秋の名月は旧暦の8月15日と決められているためです。又旧暦の9月15日は十三夜の名月で今年は11月2日です。
なぜ例年より遅いかと調べてみますと、2025年は旧暦で閏月(閏6月)があったため、太陽暦歴の8月15日とのずれが大きくなりました。
閏月は、太陽の周期(1年365日)と月の満ち欠け周期による旧暦(1年354日)では、1年で約11日差があり、季節のずれを補正するため旧暦では2~3年間隔で閏月も設け、1年13ヶ月の年が発生します。閏月の設定は規程がありますので、どの月が閏月かは興味のある方は調べてみてください。
今年は中秋の名月は見ること出来ましたが、日本の風習として、中秋の名月を見たら十三夜の月を見ないと、「片月見(かたつきみ)」といって縁起が悪いとされていますので、11月2日の十三夜の月を見ましょう。
十五夜も十三夜もこの季節の収穫を感謝する収穫祭の意味合いがあります。そのため十五夜を「芋月」、十三夜を「栗月」又は「豆月」とも言います。
昨年の米不足での値上がりや天候不順での野菜の値上がり、他の食料品も値上がりしています。
十五夜、十三夜の月見で収穫を祝い、来年豊作も祈念する意味でも来年以降もお月見を楽しもうと思っています。
2025年11月1日
支部長 掛江 重男
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