支部長あいさつ 2020年12月

2020年4月 枚方南支部 櫻田支部長の挨拶

4月(卯月:うづき)“さくら”の季節を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴い、
大阪府での感染者は全国2位と日々増加し、政府からも対策専門家会議の提言を受けて安倍首相が記者会見、「現段階では緊急事態ではないが瀬戸際の状況、感染がいつ急拡大してもおかしくない状態」との認識を示しました。特に、不要不急の外出自粛、3つの条件(密閉・密集・密接)が重なった場所を避ける事、また長期戦の覚悟が必要でリーマンショックを上回る経済対策を講じる考えを示しました。

会員の皆様には、日常生活や経済活動に大きな支障が生じていますが、如何お過ごしでしょうか。

さて、枚方南支部では、5月16日(土)開催の「年次支部総会」を苦渋の決断で中止を決定いたしました。松愛会にとって、一番大切な事は、会員皆様の「健康」と「安全」を確保することであります。

希望に満ちた新年度のスタートに当たり、新任支部役員選任・重要案件のご審議等、ご承認をいただく予定で準備進めて参りましただけに、非常に残念で悔しい思いでいっぱいです。
また、5月迄開催の全ての支部行事・役員会/HP委員会を中止、同好会にも中止要請を発信いたしました。

松愛会47年の歴史の中で、はじめて経験することばかりでしたが、この一カ月半「仲間と地域 笑顔で健康」の本質を熟慮し、決定させていただきました。(枚方南支部HPを参照)

会員の皆様には、ご不自由・ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

尚、松愛会では、全国35支部の年次支部総会も中止になり、5月1日(金)会員皆様宛に臨時便にて、
全国総会議案書・パナソニック松愛会規約・枚方南支部「支部総会議案書」を送付する事になりました。

“ 人から人へ、「松愛会」の歴史は受け継がれます・・・先輩から後輩へ、世代から次世代へ ”

歴史を読み解き、新しい視点を加え、時代が求める「松愛会」を創り続けて・・・!!

さて、「さくら」は、日本の伝統・歴史・文化・芸術といった様々な分野に影響を与える花として、多くの人々に親しみ愛され大切に伝えられてきました。桜の花が咲くたびに、春を感じ、美しい日本の原風景は私たちの心を晴れやかにしてくれます。華やかでいて、儚(はかな)くもあり、雄大な一面を見せたかと思えば寂しげにそっと語りかけてくれるような瞬間をのぞかせます。

そして、私の大好きな唄のひとつに森山直太朗が唄っている「さくら」があります。ご存知と思いますが、僕らはきっと待っている ~ さくら並木の道の上で ~ どんなに苦しい時も ~ 挫けそうになりかけても頑張れる気がしたよ ~ さくら さくら 今、咲き誇る ~ さくら舞散る道の上で・・・。 如何ですか!

そして、我が家の庭には、感染症何処吹く風か、さくらの花芽も膨らみ、草花は花を誇らしげに咲き誇り、例年と同様 何もなかったように、春の息吹を感じる季節を迎えています。

八重桜のつぼみ、ムスカリ(カタバミ)、石楠花(シャクナゲ)、ノムラモミジを紹介します。

俳句 : さくら咲く 感染症 吹雪散る

2020年(令和2年)4月1日

櫻 田  仁  

 

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