京都での会食懇談&舞妓踊り観賞

がんこ高瀬川二条苑での会食懇談&舞妓踊り観賞

 9月27日、がんこ高瀬川二条苑において会食懇談&舞妓踊り観賞が実施されました。コロナ禍で支部行事開催が見送られ続けるなか、2年9ヶ月ぶりの支部行事となりました。
 数日前までの雨模様の天気予報とはうって変わり、当日は時々日差しも見える好天に恵まれました。
 先着順参加者募集開始から1週間で定員60名に達する人気イベントとあって、舞妓踊りを間近で見ようと早くから押し掛ける参加者も多く、開会の40分前には前方の席の半分は埋まっている状態でした。

 がんこ高瀬川二条苑はご存知の方も多いと思われますが、他のがんこの店とは全く異なり、石垣で囲まれた厳かな雰囲気の建物となっています。玄関口から宴会場に続く回廊にはきらびやかな飾りつけが並んでおり、由緒ある広い庭園を眺めながら食事ができるのが特徴です。

 司会の小南支部役員の開会宣言で会食懇親会が始まりました。
 初めに庄子支部長の挨拶があり、「コロナ禍でのやっとの開催、元気な姿を見れて大変うれしい、本日の会食会は松愛会50周年・北支部35周年記念事業の一つ、支部の垣根を超えた初の活動であり北支部55名・南支部5名の参加を得た、開催前から異常な人気、本日は舞妓さんを見て気分転換を図ってほしい」等々、少し長めとはなりましたが、3年近く悶々と支部活動を行ってきて、やっと再開の目途が立ってきた喜びの気持ちがこもった挨拶でした。
 続いて、87歳のご高齢にもかかわらず参加いただいた野口喜三郎会員の音頭で乾杯、会食が始まりました。

 がんことは言え、さすが高瀬川二条苑、料理は懐石料理風に凝った内容と盛り付けが並んでいました。

舞妓さんに向け一斉にカメラを…

懐石料理風の料理と盛り付け

 しばらくの懇談の後、いよいよ舞妓さんの登場です。それまでそれぞれの席に座って隣同士で歓談を行っていた人たちが、一斉に庭園に面した窓側の舞妓踊りのスペースにくぎ付けとなり、続いて手に手にスマホやカメラをもってシャッターを押し続け・・・。さながら、静かな渚が急に大きな波となって舞妓踊りのスペースに押し寄せるかの如く、雰囲気ががらりと変わりました。3曲披露して頂いた舞子踊りは非常に優雅なものでしたが、初めて目にする参加者の方も多く、お酒も入っており、宴会場の雰囲気は最高に盛り上がっていきました。

 踊りののち、舞妓さんについての簡単な説明がありました。「舞妓さんは二十歳までで、二十歳を超えると芸妓さんになることや、お化粧が白いのはろうそくの明かりでもよく映えるようにするため、衣装の帯は6.5mもあること、帯に付けている紋は舞妓さんの所属する置き屋の紋となっている」等々。

 このあと当初計画では、舞妓さんが各テーブルを回ってお話ししながらそれぞれのテーブルで写真撮影の予定でしたが、あまりに熱気に満ちた宴会場をみた舞妓さんから「前方の踊りのスペースで一緒に写真を撮った方が良いのでは」という提案があり、順次前の方に出てきて舞妓さんと一緒に写真撮影することになりました。
 ところが、これが順序良くとはいかず、一度に大勢が押しかけ、右を向く人や左を向く人が入り乱れ、撮影は混乱状態になってしまいました。
そこで舞妓さんからまたまた注文、「順序良く3人の舞妓さんの間に並んで一方向からでおねがいします。」

 写真撮影が終わったあとは、これも舞妓さんからの提案で、舞妓さんが質問を受けることとなりました。

舞妓さんへの質問コーナー

 3人の舞妓さんの出身地は、北海道、宮城県、東京と関西出身の舞妓さんは少なさそうに感じました。また、髪をほどいたときにしか買い物に行けないとか、制限はないもののボーイフレンドをつくる機会が少ない、結婚したらやめなければならない、名前は置き屋の世話役の人からひと文字をもらう、楽しいことはいろいろな人と接することができること、海外からのお客さんと接するのも大きな楽しみ、等々、和気あいあいとした雰囲気で質問と答えが飛び交いました。
 あっという間の舞妓さんとの交流でしたが、舞妓さんを身近に感ずることができ、にこやかな笑顔が絶えないひと時でした。

 料理の締めは、テーブル上で炊き込んだ”むかごご飯”と味噌汁、あっさりとした塩味で大変美味しくいただきました。
 掛江副支部長の音頭で関東一本締めで中締め、座席の列ごとの記念撮影を最後にお開きとなりました。

 帰り際には、がんこsweets”豆乳ば~むく~へん”のお土産を頂きました。
 舞妓さんの心遣いと、準備万端で企画してくださった支部役員の方々に感謝しつつ、皆さま大満足顔で帰路につかれました。

写真・記事・HP作成:多々納
写真提供:福原支部役員、会員 松尾秀人様

 

 尚、本文中に掲載できないたくさんの写真のご提供をいただきありがとうございました。
 めったに見れない舞妓踊りの写真、きれいに撮れていますのでその一部を以下に紹介させていただきます。

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