名建築(大阪市中央公会堂)でランチ

第8回 女性会員 懇談会
〜〜古き良き時代の会社生活の思い出話に花が咲く〜〜

 2023年3月8日に、第8回女性会員懇談会を3年ぶりに開催しました。今回は、大阪が誇る魅力溢れる名建築を見学し、その建築物でランチを頂きながら懇談するという企画。名建築の見学については、館内ガイドツアーに申し込み、女性会員だけでなく、男性会員やそのご家族も参加しました。

中央公会堂東正面玄関で記念写真(全体)

中央公会堂東正面玄関で記念写真(アップ) 名建築は、誰もが一度は訪れた事のある大阪市中央公会堂です。この大阪市中央公会堂は、1906年に岩本栄之助の寄付により、岡田信一郎の設計案を基に、辰野金吾と片岡安が仕上げ、1918年に完成したもので、ネオルネッサンス様式の美しい外観を持っています。一時は、老朽化や耐震性の不足が問題化し、取り壊しの危機にさらされましたが、平成の保存再生工事により創建当時の壮麗な姿が蘇ったそうです。

 館内ガイドツアーは、普段は滅多に見られない特別室を公会堂スタッフが案内してくれました。天井や壁面には、日本神話が描かれ、鳳凰と大阪市の「みおつくし」をデザイン化したステンドグラスなどの美しい装飾は息を呑むほどです。部屋に入ったとたん「すごい!」「うわ~」といった声があがり、全員が写真撮影に夢中に。また床に使われている国産の大理石やドアに嵌め込まれた木工象嵌(もっこうぞうがん)等、職人の技巧にあふれた芸術品は、現在では再現することができないそうで、改めて“生きた重要文化財”と中央公会堂が称される所以がよくわかり、とても充実したひとときでした。

公会堂名物
オムライス、エビひき肉カレー

(ソーシャル アウエイクHPより引用)

 ガイドツアー終了後、中央公会堂の会議室に女性会員のみ移動し、懇談会を実施しました。名物ふわとろオムライスか、海老挽肉、レンコン、マッシュルームのカレーのどちらかのランチメニューをケータリングしての楽しい会食となりました。懇談会では、100年の歴史を持つ重要文化財を見学したためか、会員さんが働いておられた頃の会社の話題で盛り上がりました。

 話題の一例を紹介すると、当時、松下電子部品工場で働いておられた会員さんが、お昼休憩の時に、製造ラインの前でお弁当を食べていたところ、ふらっと松下幸之助創業者が工場を巡回されてきて、『こんな暗いところで、ご飯食べてたらあかんわ』と話されたそうです。そんなことがあってから間もなく、部品工場の2階に社員食堂ができたそうで、今では当たり前の社員食堂も、そんな経緯で作られたのかというようなことを改めて知ることになりました。

ランチ後懇談の様子

 食後は、会員さんの自己紹介と今後の松愛会活動についての要望などについて、意見交換をしました。今回参加した会員さんは、シニア大学、カーブス、ボランティア活動に積極的に参加されているアクティブな皆さんで、異口同音に、『体力が大事、外に出ていくことが大事』そのために、松愛会の活動にも積極的に参加しているとのこと。今後は、支部の垣根を越えて、男女一緒に参加できる活動がいいのではないか、との意見をいただきました。

 最後に、庄子支部長から枚方北支部の現状について、元辻副支部長から今後の行事について簡単な紹介を行い、懇談会を締めくくりました。『今日は、思い切り喋れたわ!!』と会員さんから嬉しいコメントもあり久々の女性会員懇談会を終了しました。

写真はクリックで拡大できます。

記事:小島佳代子 写真:元辻惠子
HP作成;石田

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